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 日本共産党市議として5期目がスタートしました。この間、多くの人と知り合い、また多くの人に助けられながら、活動をすすめてきました。平和と環境を守る、というのが私のライフワークです。「市民が市政の主人公」の政治を実現するため、地域住民の方といっしょに運動を進めていきたいと思います。
 日本共産党市議として、市民の要求を実現していく仕事で大切なことは、「市議団として連携する」ということです。これは市議として役割を分担するということと、実現のためには全員の力を一つにするということの両方を意味します。日本共産党は個人的なスタンドプレーとは無縁です。最初に私が取りあげた問題でも、市議団としての英知を集めることで内容がより鮮明に豊かになっていったという経験はたくさんあります。
 ここでご紹介する実績も、その意味で私個人の実績ではなく、一緒に運動を進めた市民のみなさんと、党議員団の共同の実績です。また、これから進めていく運動も、私を含めた共同作業であると思っています。みなさん、ご一緒に取り組んでいきましょう。
◎平和でこそ、暮らしも営業も守れる
 核兵器廃絶や日出生台での米軍演習反対など、平和を守るために全力をあげてきました。世界は核兵器廃絶や非同盟の方向がひろがっています。ひきつづき平和のために全力をあげます。
◎雇用と営業を守る
 大企業の内部留保は増えているにもかかわらず、派遣労働者切り捨て、下請け単価の引き下げなど、暮らしも営業もずたずたにされています。
 大企業にずばり要求すると同時に、市が雇用を増やすために対策をとること、中小零細業者に仕事を増やします。
◎福祉の充実は、自治体本来の仕事
 子どもの医療費無料の拡大について、「多大な財政負担をともなうことや、安易な受診を招く恐れもあり、小児救急医療体制の安定した継続の妨げになることも懸念されるから、慎重な判断が必要」と釘宮市長が答弁しました。

 驚きました。こんなひどい発言は許せません。
 お医者さんなど専門家にとっては「たいしたことではない」かもしれませんが、初めての子育てでいっしょうけんめいのおとうさんやおかあさんは、安易に深夜の受診をすることはありえないと思います。やむにやまれずの受診です。

 市長の発言を聞いた子育て中の男性から「許せない。ほんとうに安易な受診があるのか」という怒りの声が寄せられました。

 子育て支援のために、医療費無料の拡大をすすめましょう。

 またしても国保税の値上げがおこなわれました。
 「もう払えません」という状況をさらに深刻にするものです。
 市の一般会計から国保会計への繰り入れが1億5千万円おこなわれますが、市の予算の0・1%、もう1億5千万繰り入れれば、値上げはしなくてすみます。国保は社会保障制度です。福祉対策として、国保税の値下げで、安心して医療を受けられるようにします。
 後期高齢者医療制度──、年齢で国民を差別する世界に類のないこの制度は、その基本が間違っています。手直しでは改善されません。廃止のために全力をつくします。
 障害者自立支援法の即時廃止を求めます。当面応益負担をなくして、安心してサービスが受けられるように、国に要求すると同時に、市の独自対策を求めます。
◎子どもの発達と成長を中心においた教育の充実を
 地域格差をなくし、どこでも同じ教育内容を保証するのが義務教育です。地域で子育てといいながら、ほかの学校に行ける学校選択制は、地域を壊しかねません。全国的には、各地で中止が相ついでいます。大分でも廃止させましょう。
 30人学級などの少人数学級の成果が報告されています。小学校1、2年生、中学校1年生だけでなく、全学年での実施をさせましょう
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