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 大分市公設地方卸売市場の初競り   2012.1.5
 1月5日、大分市公設地方卸売市場で初競り式があり、私は、広次議員と参加しました。

 水産物部と青果部門それぞれ時間を分けて式が開催されました。
 式のあいさつでは、水産物部門で小売業者代表理事の方が、来賓の国会議員のみなさんに是非お願いと切り出し「消費税の増税は、絶対に阻止をして下さい。……本日唯一のお願いです」と、あいさつが消費税問題一点でした。

 業者にとって消費税の引き上げは、本当に死活問題なんですね!

 さらに、「年金で暮らす人達が特にお魚を買ってくれているから、消費税が上がると消費が落ち込む。」とも言っていました。

 市民の生活も大変な事になる消費税の大増税は、今回社会保障の大幅削減と一体のものです……。政府は消費税増税のたびに福祉を口にしますが、消費税で福祉が良くなったことは一度もありません。
 東日本復興のためという口実も破綻しています。復興に重い障害となってのしかかってくるのが消費増税です。

 青果部門でも農業協同組合代表理事の方が、農業・生産者を守るためにTPPは、絶対に相容れないと強い意思表明をするなど、消費税増税とTPP阻止の期待に応えたいと胸を熱くした初競り式でした。


 恒例・新春街頭演説会   2012.1.2
 1月2日、正午より大分駅前で日本共産党・新春街頭演説会を行いました。

 弁士は日本共産党の4議員と提栄三県議、それに県党青年学生部長の山下かいさん、中部地区女性部長の斉藤ゆみこさんが加わりました。
 寒空の元、7人で元気いっぱい、それぞれの立場から訴えました。

 大分市議会46人の議員の中で、女性はわたし日本共産党の1議席だけです。
 女性やこどもたち、高齢者の願いと声をしっかり受け止め、市政・市議会へ届けてがんばります。

 大分県下で最も遅れている乳幼児医療費助成の無料化拡大は焦眉の課題です。この実現のために力を合わせましょう。

 また、待機児童問題が深刻な保育所の問題、小中学校適正配置計画の見直しなど女性・母親の立場からも、みなさんと粘り強く取り組んでいきます。

 今年もご支援、ご協力をよろしくお願いします。


 新年あけましておめでとうございます   2012.1.1
 昨年は、未曾有の大地震と大津波、そして原発事故と2011年の大ニュースというだけでなく、私の一生を通じた歴史的大災害が起きた年でした。

 人の命の大切さ、人と人との絆、そして地域のつながりやコミュニケーションが私たちに問われています。これらのことは一朝一夕にできることではなく、日常的に培われていくものです。危機管理とはこうした日常性の積み重ねが大切であると言うことを私たちは学びました。

 東日本大震災はさらに、政治と社会のあり方、とくに地方自治体行政のありかたを私たちに鋭く問いかけました。地方自治の最大、最優先の課題は、大型公共工事でも大企業の誘致でもなく、その地域に住む住民のいのちと暮らし、安全と平和を守りぬくことです。この基準に照らし合わせたとき、それでは大分市の行政はどうなのだろうと改めて考えさせられました。

 今民主党野田政権は、政権交代のマニフェストに書かれた公約を公然と投げ捨てました。国民の期待をつなぐために打ち出した多少なりとも前向きな政策は、総崩れといった状態です。その大元には、アメリカ言いなり、財界や大企業優先という「アメリカ・財界の使い走り内閣」という本質があります。

 消えた年金問題の解決、後期高齢者医療制度の廃止、普天間基地の最低でも県内撤去……と、いくら前向きな公約をかかげても、アメリカや財界からにらまれると、何もものが言えなくなってしまいます。国民ではなく、アメリカや財界のご機嫌を取る政治の仕組み、ここに思いきったメスを入れない限り、二大政党のどちらに転んでも私たちの暮らしは悪くなる一方です。この事実が次第に明らかになった一年ではなかったでしょうか。

 年末に、これまで民主党を強く応援されていた方が、わざわざ訪ねてくださいました。60代の男性ですが、多くのことを語ってくれました。

 「共産党は、早くから日本のような地震国での原発は、大変危険。地震や津波で、原発が全電源喪失したら大惨事になる、と国会で警告していたんやなぁ!」
 「TPPも中身を知ったら、国が大変な事になるみたいやし……。」
 「橋下大阪市長のようなやり方の政治も怖いものがある」

 そして、印象的だったのが彼の最後の言葉です。

 「もう、どこの政党が政権持っても同じ。日本共産党に託すしかないかもしれんなぁ……」

 日本共産党の本当の姿が見えやすくなったのだと思います。私も大変励まされました。

 今年は、早い時期に総選挙になるのではと大方の皆さんも想定して準備を始めています。そして来年は、市議会議員選挙の年でもあります。
 政治を本当に「住民が主人公」の政治にするために、2012年がふんばりの年です。

 みなさんのお力添えを頂ながら全力でがんばって参ります。


 企業立地促進助成金の返還を求める申し入れ   2011.12.21
 日本共産党大分市議団は12月21日、企業立地促進助成金制度について以下の3点を大分市に申し入れました。

1 脱税事件を起こした業者に、企業立地促助成金の返還を求めること。
2 大企業に、企業立地促進助成金を交付しないように条例を改正すること。
3 中小・零細業者が利用できるように条例を改正すること。

 申し入れには、小出副市長、帯刀商工農政部長らが応対しました。

 小出副市長は「当該業種に企業立地促助成金の返還を求めることはしないが、今度のことを教訓にして、制度の必要な見直しをおこなう」との姿勢を示しました。


 ※ 申し入れ文書は こちら


 産廃場の硫化水素ガス調査   2011.11.4
 舟ヶ平産廃処分場
 私は大分市議になるずっと以前から産業廃棄物問題に取り組んできました。人々の暮らすところに産業があり、産業と産業廃棄物は切っても切れない関係にあります。この産廃物と人々の暮らしをどう折り合いをつけていくのか、勉強をすればするほど複雑な問題がそこには横たわり、いつしかこの問題は私のライフワークの一つとなりました。

 1992年、合併前の旧野津原町に、大分県の許可で舟平に産廃処分場が建設されました。大分市の水瓶である七瀬川に産廃場から流れる汚水が混入することがあれば大変です。私は当時の緑ヶ丘・野津原住民とともに、設置許可取り消しの行政訴訟と操業差し止めの裁判の原告として闘ってきました。

 合併後、監督・指導の権限が大分県から大分市へ移ってからも、産廃場に起因する問題はあとをたちません。その都度私は議会で取りあげ、市に改善を要求してきました。

 最近になって、緑ヶ丘団地など舟ヶ平の産廃処分場周辺地域の住民から「硫化水素ガスの臭いがひどくなった」との声があがっています。私は9月議会でこの問題を取りあげ、産廃対策室に最近の硫化水素ガス濃度測定と監視・指導対策について求めました。

 写真は硫化水素ガス抜き円筒からのガスを、試験紙で試しているところです。(詳しい内容はHP内の「大分市議会だより」をご参照ください)


 行政視察に行ってきました   2011.6.15
 6月6日〜8日の日程で、文教常任委員会の行政視察に行ってきました。

 最初の視察地は香川県高松市の「小中一貫校」。文教常任委員全員と写真を撮りました。
 学校教育、とりわけ義務教育は、日本の未来を担う主権者を育てるためのものです。子どもたちの全人格的な開花を助けるものでなくてはなりません。行政による制度の押しつけがないことを願わずにはいられませんでした。

 翌日6月7日は東大阪市へ。小中学校の「適正配置」の行政視察を行いました。

 PTAだけでなく地域の自治会とのコミニュケーションが何より重要である事など学びました。

 最後は、大阪府の「高槻市のこども図書館」の視察を行いました。

 生まれて4ヶ月の赤ちゃん健診時から読書を習慣つけようと、保健所と連携した取り組みを進めています。その名も「ブックスタート」。

 赤ちゃんや母親に負担をかける早期教育とは違います。読み聞かせなど、絵本を通じて親子がゆっくりふれ合うことを目指しています。子どもへの絵本・図書が充実されていました。


 寒中「もちつき大会」   2011.1.29
 2011年1月27日(金)朝10時から、「府内こどもルーム」で、毎年恒例の寒中「もちつき大会」が開かれました。

 この行事は、ボランティアの方々のご協力・ご支援で毎年開かれています。
 わたしも定刻になると議員控え室を抜け出し、もちつき大会に行ってきました。市役所の議員会館とは目と鼻の先にあります。

 ぺったん、ぺったんと餅つきをさせていただきました。しばらく搗くと体が上気して寒いことを忘れてしまいそうです。

 今年は例年以上にとっても冷たい寒いが続いていますが、元気なこどもたちが大勢参加して、楽しいもちつきでした。

 もちろん杵でついた、つきたてのあん餅のおいしさは、格別でした。


 那覇市への行政視察   2011.1.26
 改装中の首里城前で
 今、国民健康保険に加入する多くの市民が、国保税の重い負担に苦しんでいます。日本共産党大分市議団は、少しでも国保加入者の税金負担を軽減し、保険事業の推進で市民の健康づくりを前進させたいと考えています。

 この見地から健康増進と医療費抑制の両面への取り組みを学ぶために、各都市の調査を系統的に行っています。今回は沖縄県那覇市の国民健康保険事業を視察するため、1月17日から18日の日程で、大久保市議団長、広次議員、河野ひろこで現地に赴きました。

 那覇市の人口は、316,035人、世帯数132,786戸(平成20年度末)です。そのうち国保加入世帯は、56,805世帯で、加入者107,117人。
 加入率では、世帯で42.78パーセント、加入者で33.89パーセント。
 一世帯あたりの被保険者は1.89人となっています。

 住民負担の考え方は、税率改定で市民の負担を増やすことは最後の手段として位置づけ、積極的な収納率の強化で負担増を回避したいと考えているそうです。

 普天間基地を望む展望台から
 しかし、滞納者への資格証の発行は行わず、すべて短期証を発行しているそうです。資格証だと本人が窓口に全く来なくなり、納税相談の機会がなくなるからということでした。

 平成4年度には累積赤字が過去最高額の20億円あったのが、平成5年度に大幅な税率改正をおこなって、約8億円の赤字を解消し、平成6年度から10年度のにかけて税率改定や収納対策の強化、医療費適正化の取り組みを強化した結果、10年度には累積赤字を解消し、1.2億円の黒字に転換したそうです。

 平成20年度の医療制度の改革によって単年度決算で10億円、累積約14億円の赤字となっています。

 平成21年度には、医療制度改革の影響をふまえ、5年計画に基づく一般会計繰り入れ2億円、2月補正での政策的繰り入れ5億円、計7億円の繰り入れを行いましたが、単年度で約4億6千万円、累積で約18億4千万円の赤字会計となっています。
 さらに、22年度見込みも、12〜13億円の赤字で、累積額が約30億円の赤字が見込まれるとのことでした。
 悪質と判断できる加入者には、所得税の還付金や預貯金の差し押さえも行い、平成19年で150件に登ることを聞いて、驚きました。

 名護市・辺野古海岸にて
 また、医療費の抑制に焦点をあてた実践項目を、短期的視点と長期的な視点とに区別して組んでいるそうです。

 短期的な取り組みとしては、ジェネリック医薬品の使用促進、肺炎球菌ワクチン接種の導入、医療費不正受給防止対策、障がい認定者の後期高齢移管案内など。

 一方、長期的視点の取り組みは、特定検診の強化、保健指導強化、とくに人工透析予備軍対策として生活習慣病の予防や指導に保健師らと地域や個別に取り組んでいるそうです。

 保険料減額免除の取り組みについては、平成21年度、雇用情勢等の悪化により厳しい状況でしたが、滞納処分の強化と減免制度の積極活用等で収納率90%台が維持できました。ちなみに21年度の減免件数は、1200件に上ったそうです。

 辺野古海岸の団結テント小屋の方から説明を受けているところ
 沖縄は、先の大戦で多くの犠牲者を生んだ特殊な影響から、前期高齢者人口が低く全国よりも交付金が少いそうです。その一方で若年層が多く、出生率も全国一のため、医療制度改革がマイナスに要因しているとのことでした。
 県にも国へ強く働きかけるように要請したそうです。

 平成22年12月に、県から沖縄県国民健康保険広域化等支援方針が出され、広域化支援計画スケジュールにもとづいて平成25年〜30年度計画策定中とのことでした。
 保険者努力も強めていますが、構造的な面から今後も赤字が見込まれるそうです。自治体としての将来的な危機感・不安感を抱いている事がうかがえました。


 クリスマスライブ・パーティー   2010.12.19
 野津原・今市のログハウス喫茶店「TOSO屋」(とそうや、と発音する)さんを知っていますか?

 野津原はもちろん、他県からもお客が訪ねてくるほとの人気スポットです。喫茶のほかパスタやビザも絶品!と多くの人がブログ等で紹介しています。

 冬には薪ストーブがあかあかと燃えてムードも満点。ライブなどのイベントも行われています。カップルにもいいですね。

 その、「TOSO屋」さんに12月11日(土)、行ってきました。恒例のクリスマスライブ・パーティーがあったからです。写真は、私の友人と娘の友達です。


 ななせの里まつり   2010.11.7
 今日11月7日(日)は「ななせの里まつり」。野津原では一年のうちで一番人出で賑わうイベントです。

 昨夜から朝にかけての雨で心配していましたが、何とか雨も降らずに、風もなく、寒くもなく、良いまつり日和となりました。

 私の地元ですので、私はお客さまではなく、主催者の一員。開会式に参加して恒例の餅まきを行いましたが「ひろこさーん、こっちに投げてぇー」と声をかけられて、ついそちらの方に餅やらお菓子をいっぱい投げてしまいました。「利益誘導」にはならないですよね。

 野津原名物の自然薯の「おとし汁」は千人鍋という豪快なもの。30分近くも行列にならびました。1杯100円で手に入れた味は格別です。

 地域のみなさんが、力を合わせた元気の出る「ななせの里祭り」は、ずーっと続いて欲しいですねッ!


 第17回赤旗まつり   2010.11.5
 10月3日、第17回大分県赤旗まつりが高尾山自然公園特設会場で開催されました。

 澄み渡った秋空、絶好の祭日和。県下各地からお客さまが詰めかけ、開場は大きな熱気につつまれました。

 第一部では来春のいっせい地方選挙の候補者が紹介され、大きな激励の拍手を浴びました。
 記念講演に立った山下芳生参議院議員は、参院選後の新たな情勢と、暮らしと外交で活躍する日本共産党の姿を伝えました。

 第二部では豊後潮太鼓、二目川神楽、絶叫大会、手品、県南落語、クールエスポワールの合唱など、多彩なイベントが目白押しでした。

 私は野津原後援会で出店した「黒豚ステーキ」づくりに没頭し、写真を撮るのも忘れていました。文字通り「あとのまつり」です。
 おかげさまで 「黒豚ステーキ」の評判は上々で、リピーターも続出。用意していた分は全て完売しました。ありがとうございました。

 写真はあべみねこさんと別府の森さん、それに地元の自治委員さんです。


 小屋鶴敬老会   2010.9.24
 9月20日、野津原の小屋鶴区主催の敬老会に招待していただきました。残暑の中にも秋の気配が感じられる季節です。会場の公民館にはたくさんの高齢者が集まりました。

 高齢者と言っても、みなさんお元気な方がほとんどです。現役でがんばっておられる方がたくさんいらっしゃいます。8月の骨折が尾を引いている私を、逆に励ましてくださいました。

 みなさんと一緒に過ごすと心がなごみます。こんな素敵な笑顔のみなさんが、生きがいを持って暮らせる大分市にしなくてはと、決意を新たにしました。


 渋染一揆   2010.2.15
 1月18日、19日の両日、同和対策協議会委員として同和行政視察を行いました。その際、岡山市教育委員会人権同和教育室が所管する「神下人権交流学習センター」館長より、岡山渋染一揆の歴史を聞きました。

 1885年、岡山藩では、あいつぐ自然災害による凶作のため、年貢の未納が増加し、被差別部落の人々を対象とした「御倹約御触書」を出したそうです。

 部落の人々には、「着物は渋染・藍染に限る」「下駄はクリ下駄、人に出会ったら下駄をぬいで挨拶すること。他村へ行くときは下駄をはくことは許さない」などという厳しいものでした。

 部落の人々は八日市河原に武器も持たず結集し一揆をおこし、2日間粘り強く交渉した結果、嘆願書の差出しに成功しました。

 ──封建制度の時代にあって、他に例を見ない人間の尊厳を守り抜くすばらしい闘いであったという歴史を学びました。
 学習センターから、歩いてすぐの所に「渋染一揆資料館」があり、当時をしのぶ資料を委員で見学しました。

(写真は渋染一揆資料館のHP)


 滝尾橋から舞鶴橋までの防犯照明灯   2010.2.11
 昨年は私にとって忘れられない年になりました。2月22日投票の大分市議選で、小手川恵さんから女性議員のバトンを無事引き継ぐことができたのです。私を支えてくださった多くの方に心から感謝する一方で、市民の声を市政に届ける重要な仕事に身が引きしまる思いでした。

 市議選から間もなく開催された、初めての3月議会──。
 この間、私が一般質問で取り上げた課題が、少しずつですが実を結び始めています。

 大分川右岸の滝尾橋から舞鶴橋までの間、堤防(土手)の歩道に防犯照明灯が設置されることになったのもそのひとつです。

 これは前市議、小手川さんに寄せられたみなさんからの要望でした。その思いを私が引き継ぎ、みなさんとともに市に要求してきました。意外と早く実現させる事ができて、本当にうれしく思っています。また市民の運動に参加できて光栄です。

 通勤・通学や、お散歩、運動などで利用する土手の道が、早朝や夜間、明るくなります。よかったですね。

(写真は点灯を待つ防犯照明灯)


 あけましておめでとうございます   2010.1.10
 あけましておめでとうございます!

 国民の声と力で政治が動き始めました。
 今年は、新しい政治の「中身」をどうすべきかが、問われる年になってきます。

 私たちの生活に一番身近な市政が、市民のくらしや福祉や教育を大切にし、前進させていくことができるかどうか、それが私たち議員に託された使命です。

 4人の議員団で力を合わせて今年も全力でがんばります。

 今年は参議院選挙の年です。日本共産党の勝利・躍進へお力添えをよろしくお願いいたします。

 国民が主人公の政治の実現のため、憲法を生かした平和で豊かな日本をつくるため、みなさん力を合わせましょう!

(写真は恒例の1月2日新春街頭演説会−大分駅前−)


 日本母親大会(京都)に参加して   2009.8.5
 7月25日〜26日、第55回日本母親大会に参加しました。
 今、自公政権の「構造改革」によって、格差と貧困は広がり、派遣切り・雇い止め、介護・医療難民、お金がなければ教育だって充分受けることが出来ない社会にされてしまいました。憲法がないがしろにされ、人間らしく安心して暮らすことや、働くことが出来なくなっています。さらに9条を変える動きの強まりで、平和もおびやかされています。
 全国から集った母親のパワーに今年も圧倒され、「母は強し」を目の当たりに私もその中の一人だと誇りを持って、みんなと一緒に草の根から「いのち・くらし・平和」など、多くの課題ひとつひとつ前向きに取り組もう!」と、あらためて決意をいたしました。
 それから、今回も新しい出会いがあり、こころざしが同じお友だちの輪が広がった事は、参加した事の一番の財産です。
 第一回大会からの母親運動の「河崎なつ記念」ニュースも読み、長い歴史の過程で、困難な時代から一歩一歩運動起こし、要求実現させてきた大きな成果に拍手を贈ります。
 全国各地で子育て・保育の運動、働くお母さんたちの労働運動、医療・介護・福祉の取り組み、米軍基地問題や廃絶の平和運動などのとりくみ、全国各地で頑張る、みんなの力強さに勇気と感動をもらいました。大分から参加したキャノンで派遣切りにあった若いお母さんが、新しく母親の隊列に加わっていただき、また力が大きくなったことがうれしい出来事でした。
 参加した分科会は今、派遣村でブームになって人気の湯浅誠さんの話を生で聞くことが出来て、更に確信を深めることができました。
 新しい政治実現へみなさんと頑張ります。

(写真は参加したみなさんと会場前で)


 葉月ちゃんと糸ちゃん   2009.7.20
 京都へ行政視察に出かけた6月30日の朝、徳島市に暮らす長女からメールが届きました。7月7日予定日で第2子の出産を控えていましたが、「朝、陣痛が始まったから夕方までには生まれるよ!」って。

 4年前、初孫の葉月ちゃんが生まれた時、小泉さんの「郵政民営化賛成か反対か」に問題をすり替えた総選挙があり、急きょ私の立候補が決まりました。
 突然の出馬で、出産にも産後のケアにも母親として助けてやれないことに後ろ髪を引かれる思いでした。

 そして今回も、小手川前市議の後を受けて市議となり、ちょうど出張とかさなりました。ひとり親とはいえ、本当に子どもたちには申し訳ない思いで一杯です。

 2005年の8月6日、広島の原爆記念日に生まれた初孫が葉月ちゃん。そして今年6月30日生まれたばかりの糸ちゃんと2人の孫にめぐまれました。
 娘本人も、助産師で今回は、自宅分娩。おねぇちゃんになった葉月ちゃんも出産に立ち会ったそうです。

 私たちの子や孫たちの未来が、本当に平和で安心して暮らせる政治と世の中に、みんなで変えていきたい。それがおばあちゃんとして何も手伝いが出来なかった私の、心からの思いです!


 行政視察   2009.7.5
 6月30日、大分市議会厚生常任委員会で京都市へ行政視察に行かせていただきました。

 目的は、地球温暖化防止と循環型社会に向け、廃食用油のリサイクル・自動車排ガス削減の取り組みの視察です。京都市では市内各地域のボランティアの方々の協力の下、家庭から廃食用てんぷら油を毎月回収しているそうです。

 京都市廃食用油燃料化施設は、平成14年〜16年に建設され、自治体が運営するバイオディーゼル燃料製造施設としては、国内最大の精製能力を持っています。このバイオディーゼル燃料で京都市営バス約80台(B20軽油にバイオディーゼル20%混合)と、ごみ収集車220台(B100バイオディーゼル100%使用)に利用されています。

 大分市でも地球環境にやさしい循環型社会への移行を急ぎたいと思います。

(写真は京都市の廃食用油燃料化施設で)


 野津原、舟平の産業廃棄物処分場   2009.6.25
 1992年、合併前の旧野津原町に、大分県の許可で舟平に安定型の産廃処分場が建設されました。当時、緑ヶ丘・野津原住民は、設置許可取り消しの行政訴訟と操業差し止めの裁判を闘ったという経過があります。

 大分川(ななせ川)は、大分市民の水道水源である「大分川ダム」が建設されています。
 市民の大切な飲み水となる水源を、産廃場から流れ出る汚水からなんとしても守らなければなりません。写真は、その産廃場のえん堤直下の排水の最終出口です。

 私は、住民のみなさんと一緒に9年間この裁判の原告として闘い抜きました。合併後、監督・指導の権限が大分県から大分市へ移り、市議会の中で水源を守る役目もしっかりと果たして行かないとと思いを新たにしています。

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