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──私の大好きな政治家
共産党市議団事務局 ・ 尾中 寿子

 若い頃、「政治家」というと権力と金と浮いた話がついてまわり、胡散臭いと思っていた私は、政治を全く信用していなかった。時代劇の定番ともいえる「そちも悪じゃのうー」の台詞ではないが、汚職があっても少々ニュースを騒がせても「そんなの政治家なんだから当り前じゃない」くらいに変に大人びて、疑問に思うことも、憤ることもなかった。
 もちろん、選挙にも行かなかった。私たちの願いや思いなんて生かされるはずもないのだから、自分の世界を守ること、自分の生き方を摸索することしか考えていなかったと思う。

 そんな政治オンチの私が、わけも分からず大分市の共産党議員集団に飛び込んで8年が過ぎた。ナントまあ共産党議員のまじめなこと!そして忙しいこと!
 それだけではなく、彼らは特権意識を持つことなく、公僕として生活相談や活動のため走り回っているのだ。
 音を立てて、若い頃の私の「政治家像」が崩れていった。と同時に、私は初めて政治を知ったように思う。彼等と共に、仕事をすることの喜びや誇りを絶えず感じている。此処は私にとって学びの場でもあるのだ。

 さて、大久保議員とも8年以上のお付き合いになるわけだが、年配だからと言う意味ではなく、その風格と他党派の議員を圧する重みは、ただただスゴイナーと思う。
 そのせいか、最初はとても怖かったし、近づきにくかったのだが、知れば知るほど素敵な方だ。

 ところで、変な話だが、議員には二通りある様な気がする。成るべくして生まれてきた人と、努力を重ねて成っていく人と……。
 どちらもすばらしいことだけれど、大久保八太さんは、共産党の議員に成る為に生まれてきたのではないだろうか……。
 以前「おなか記」で書いたが、ドラえもん集団のジャイアンのごとく、優しく暖かいボス的性格の彼は、村会議員をしていたお父様の志と、仏教会や地域の世話役でたくましく動き回っていたお母様の血をそのまま受け継ぎ、意識せずして困った人を助け、世直しの為に生きているように思える。

 それにもまして、私が大好きなところは、オシャレでダンディで可愛げがあるところ。昔からの共産党のイメージを吹き飛ばしているようだ。
 改選後の初議会(3月議会)、仮議長として議長席に座り、開会の進行をする大久保議員を、ドキドキしながら見たのは私だけではなかったはず……
 大久保議員 今後の活躍を期待しています!!
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