市田さんを迎えての「党を語る会」の案内活動のさなか、音信不通となっていた方と出会いました。彼女は長いことスナックを経営していましたが、景気低迷のなか閉店をよぎなくされました。
 一番の思い出は、私は毎週一回早朝宣伝を椎迫入り口交差点で、10年以上続けていますが、彼女がご近所にお住まいの時、冬の寒いときには、コーヒーや甘酒、あつい夏には、冷たいお茶などいつも差し入れをしてくれたことです。足も悪くなっており、体調もかんばしくない様子でした。すこしでも手助けができればなと思っています。

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大友氏館跡から出土した茶道の器

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3 二年半ぶりの再会

 22日から、大分市議会の委員会審議が始まりました。私の所属する文教常任委員会では、冒頭から、学校給食のセンターと調理業務の民間委託に反対する陳情に審議がおこなわれました。

 結果は、オール与党会派は「行政改革の一環」の立場で、陳情を不採択にしました。
私は、陳情に賛成の立場であり、下記の要旨で、陳情の不採択に反対しました。

陳情第1号・中学校給食の民間委託に関する陳情について

 この陳情は、大分市が老朽化した上野共同調理場の移転新築にともない、市内東部地区の単独調理場5つの中学校と、佐賀関共同調理場をとりこみ、17校分8000食対応の共同調理場を建設する方針を出したことに対し、提出されたものです。

 なによりも、効率化第一の行政改革の一環として提案されているものであり、関係者の意見を聞かないまますすめられていることは問題です。

 学校給食法の第一条目的や第二条「日常生活における食事について正しい理解と望ましい習慣を養う」など4つの目標から考えるなら、自校方式は、
 ・調理時間にゆとりがあり、暖かい食事となる
 ・調理員が直接生徒の顔や声にふれて調理でき、子供のための調理が実感できる
 ・小規模なため、直接仕入れができ地元農産物の活用がしやすい
──などの利点があります。

 一方、センター方式は
 ・調理時間にゆとりなく、食事時間までさめやすい
 ・大量一括仕入れのため加工食品が多用される
 ・食中毒が集団化するなど、安全性への懸念
──などの問題点があります。

 学校給食の今日的意義からするなら、自校方式を堅持すべきです。よって陳情第1号の不採択に反対します。

 文教常任委員会2日目は、大友館史跡公園予定地と歴史資料館の現地視察。3日目は、学校選択制などについてなど7項目の報告ありました。

 私は、学校選択制について、下記について執行部の姿勢をただしました。

教育委員会の態度決定はいつごろか。
特色ある学校とは、どんなものか。
保護者や児童・生徒を何を基準に選択するのか。
地理的問題の解消は、現行制度の運用で十分な対応できるのではないか。


 ■学校が教育をうるスーパーマーケットに

学校選択の自由化政策

@学校には値札がついていないので、スーパーで野菜や卵を品定めするようにはいきません。どうもあの学校がよさそうだなどの風評で選ぶことになります。その基準の多くは、進学に有利な学校は三つ星学校として選択を受けることになります。
A公立学校に特色はいりません。色々な児童・生徒が入学し、さまざまな個性に対応するための、いろいろな活動が用意されていればそれでいいのではないのでしょうか。公立学校が重点目標を決めて取り組むことは重要ですが、それは「算数の学力を引き上げよう」「いじめをなくそう」などの目標であるべきです。
Bこどもたちに迷惑をかけることになります。一局集中すれば、受け入れ施設も不足します。
Cこれまで培ってきた地域の連帯をなくしてしまいます。それは、市長のいう地域コミュニテーの再生対策と逆行するものになります。

 以上の点で、教育を商品化し、学校をスーパーマーケット化する、学校選択制の導入計画はすぐに中止すべきであります。

 また、こども読書計画の策定については、低学年児童から本に親しむ環境づくりのうえで、図書館司書補の配置は欠かせない、計画に位置づけることも、要求しました。

2 大分市議会 常任委員会審議始まる


運動方針案を提案する福間健治

 ■新たな出発

 4年8ヶ月ぶりの27回大会。受付、司会など、会員が仕事を分担した手作りの大会でした。

 「守る会に出会って生きる希望がわいた」
 「困った人の手助けをしたい」
 「お世話になった会にお返しをと新聞配達」
 「小泉内閣にもの申す」
 「人間扱いしない役所に怒り」
 「班会議に挑戦します」
 「身近なつながり生かし、会員増やしを」
 「守る会を大きくすることが、弱い立場の人の暮らしを守る力」
 などなど、次々に飛び出す発言。
 口べたな人も多いのですが、心が伝わり、感動と充実感いっぱいの大会でした。私は、経過報告と運動方針案、規約改正案について、報告しました。

 大会へ向け、資料づくり、大会運営など、ご協力いただいた役員・会員のみなさんお疲れ様でした。

1 大分生活と健康を守る会第27回大会無事終了

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● 3月18日(土)〜3月24日(金)

役員新任あいさつで決意を述べる藤沢新事務局長

 ■専従事務局長誕生

 1年近く空白だった事務局長に、藤沢さんが就任しました。藤沢さんは40年間、政党の専従者として、ねばり強くがんばってこられた方です。

 ■長い間お疲れ様でした

 今回の大会で、3名の役員が退任しました。

 平尾さん。43年前、この大分生活と健康を守る会を立ち上げ、初代事務局長をつとめました。粘り強さと、弱い者いじめには毅然と立ち向かう姿勢に、私の活動のお手本にしてきた人です。大会では、顧問として承認されました。今後も活動の指導に当たっていただきます。

渡辺さん。私が24年前、守る会の専従になったときから、班長さんをされてきた人です。90歳近い年齢をものともせず、粘り強くがんばってきた人です。

 小幡さん。病気のため大会には参加できませんでした。彼女も24年前からの付き合いです。お料理が上手で、班長会議には、毎回手作りのゼリーやチーズケーキを持ってきてくれました。班長会議の楽しみがなくなるのは寂しい思いです。
 小幡さんはまたb小物づくりで守る会の財政活動にも貢献していただきました。病気療養に専念されて、また元気な顔をみせてくださいね。

退任する平尾さん、渡辺さんを囲んで

来年の県議選で議席奪還めざし、早朝演説をする堤前県議と、旗持ちでご協力いただいている大道・金池支部の方と、私・福間健治です